tempo rubato ~鎌倉散歩~

モーテル0467 鎌倉物語

久しぶりに、現代恋愛小説を読んだ。  甘糟りり子さんが著した「モーテル0467 鎌倉物語」。
d0085025_22561361.jpgこの本は最近発売されたらしい。 でも、失礼ながら著者の名前すら知らなかった。 「なにか、鎌倉にちなんだ面白そうな本はないかな」と、パソコンで検索して偶然見つけた本だ。 
早速、図書館で借りようとしたら、なんと「予約待ち」状態だった。 そんなに人気があるんだ、と知って、手元に届くのが待ち遠しかった。
 読みました。 若者の鎌倉青春物語。 登場人物の絡み合いは読んでのお楽しみ。 実は、この小説には実在するお店がいくつも登場する。 「鎌倉プリンスホテル」「喫茶店イワタ」「つるや」「ローストビーフ鎌倉山」「鎌倉一茶庵」「美鈴」「珈琲郷みにこむ」などなど。 それだけでも、鎌倉好きな人間はページが進む。 「みにこむ」は、少し前、実際に私がたまたまお茶したお店だった。 
 「狭い裏道を抜ける車がすれ違う時のあうんの呼吸は………」など、思わず「そう、そう」とうなずいてしまった。
 
 ちょっとだけネタばらしすると、人物の描写にムラがあって、読んでもそんなにドキドキしない。けれど鎌倉を舞台に、今風のまったりとした若者の日々を感じることができる小説、だと思った。

特に、夏が過ぎ去ろうとしている、今、が読み頃の小説です。
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by jeanhiroshi | 2006-09-20 23:34